ちょっと過ぎちゃいましたが、1/17で阪神大震災からもう20年が過ぎたのですね。
当時、大学の工学部、しかも土木工学科の大学院に在籍していた僕は、阪神高速道路が倒壊したこと、神戸だけじゃなくて周辺地域の国道が渋滞で全く機能しなくなったことなど、いろいろ専門的なショックを受けたのを覚えています。
また、構造物の設計では、10年に1度、100年に1度の衝撃に耐えうるように、的なことを考えたように記憶しています(詳しいことは忘れちゃいましたが)。でも10年ならともかく、100年とか生きてる間に1回あるかないかのことに備えるのって意味ある?的に感じていたことも覚えています。
あの頃まで、100年とか1000年に一度の事件や災害が自分に降り掛かるって可能性をリアルなこととして感じていた人は少なかったように思います。景気も良かった(みたいだ)し、みんながすごくポジティブ、というか浮かれていた時代だったように思います。
今は、大きな災害と事故を経たからなのか、地に足の着いた考え方をする人がすごく多くなったように思います。
そういう意味でも、時代って変わったなあ、、、なんてことを思い返した20年目の1/17でした。
自分は、、、というと相変わらずフワフワしています。「忘れ物をしない」という新年の豊富はさっそく躓きました。