去る8/21は「三井大生&Swing Strings Orchestra」と題しまして、渋谷JZ Bratでは初めてのリーダーライブ、結局当日いらしたお客様でちょうど満席頂きまして、無事終了しました。ご来場頂いた皆さま、バンドメンバー、お店のスタッフ様、陰ながら応援してくれた家族やみなさまに感謝します。
ストリングスセクション+リズムセクションで、往年のビッグバンドの雄Count Basie Orchestraの曲をやるということは、6年前に東京へ来てからわりと早い段階で構想はありました。それから、内々でのワークショップ的な練習会をやったりしながら、ライブの実現までには随分時間がかかりましたが、4月下旬に自宅録音によるデモ的なミニアルバムを配信したことがきっかけで、随分加速しました。たぶん。
Swing Strings Basie
そして、奇しくもライブ当日の8/21はCount Basie御大の誕生日(当日に知る)という偶然も重なり、メンバーやJZのスケジュールが噛み合ったことなど、このライブの開催にあたっては、いろんな追い風が吹いたような気がします。ありがとうございます。
ライブ中のMCでも言いましたが、
・小さい頃から素晴らしい先生に教えていただいたバイオリンの技術
・大学時代ジャズ研で”Swing”とはなんぞや?と(ギターで)4分音符を刻んで悶々と過ごした青春
・大量の譜面作成(今回は146種類587ページ)に立ち向かうメンタルが鍛えられたサラリーマン経験
など、人生回り道して拾い集めて来たいろんなパーツがカチッと組み合わさった、そんなライブでした。
Swingというリズムは、長いジャズの歴史の中でも王道中の王道のグルーブであり続けているし、8ビートや16ビートが当たり前の時代になっても、人間味のあるハネたSwingフィーリングは僕らの心を踊らせ続けています。
弦のセクションでも、そういうグルーブを作り出せると僕は信じていますし、今すでにある弦楽器のエレガントさと組み合わせれば、きっと超楽しい音楽がやれると思っています。今回はその第一歩になったかなあ。
労力は果てしないですが、ライフワークとして今後も続けて行きたいと思います。老若男女問わず、賛同・応援してくださる方、一緒に汗をかいてくれる方は随時募集中です。ライブ会場でもネットでも、どうか一声かけてください。